人生100年時代 最強の健康投資

健康管理士一般指導員による投資指南

眼精疲労

眼精疲労は立派な病気であり、安易に考えてはいけません。症状としては、肩こりや頭痛、吐き気など全身症状につながります。目を酷使しているのに、休憩もとらずに目の疲れを放置していると、眼精疲労に発展しかねないので、注意が必要です。

 

デスクワークの方など、近くのものを長時間見ていると、水晶体の厚さを調節する毛様体筋が縮んで緊張状態が続き、筋肉疲労が蓄積してしまいます。反対に遠くをよく見る方の場合、毛様体筋が伸びてリラックス状態になるので、毛様体筋の疲労は少ないです。

 

つまり、眼精疲労を予防するには、近くのものを長時間見た後は、必ず目の休憩時間をとり、遠くのものを見るようにするのが効果的です。休憩時間にスマホを見るのではなく、屋上や公園、河川敷などに行って、ボーッと遠くを見るようにします。また、近くののものと遠くのものを交互に見ることも目の体操になります。あとは、短時間の昼寝やホットタオルなどで目元を温めることも、目の疲れをとるのに有効です。

 

目の疲れに効果的な食材としては、ブルーベリーや鮭がよいでしょう。ブルーベリーのアントシアニンや鮭のアスタキサンチンは、目の疲れの軽減に有効であるとの研究結果が出ていますので、目の疲れが気になる方は積極的に摂ってみてください。

 

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