人生100年時代 最強の健康投資

健康管理士一般指導員による投資指南

ふくらはぎのケア

ふくらはぎとは、下腿三頭筋(腓腹筋とヒラメ筋)のことであり、第二の心臓とも呼ばれます。血液循環は心臓と筋肉のポンプ作用によって行われますが、心臓から遠く、重力に逆らって心臓に血液を戻すふくらはぎの役割は非常に重要です。特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないので、重力に逆らう静脈の血流が悪くなってむくみやすく、ひどい場合には静脈瘤を発症します。このようにふくらはぎの血流が悪い状態だと、疲労物質も流れにくいので、疲れがとれなかったり、だるさを感じて眠れなくなったりします。そこで、その解消法について以下に述べます。

 

① マッサージ屋さんに行って、ふくらはぎをほぐしてもらう。

 一番即効性があります。しかし、毎日通うのは無理でしょう。そこで、市販のフットマッサージャーをオススメします。1~2万円ほどで売られていますし、一度買ってしまえば自宅で何度でも無料で使えるので、非常に重宝します。私も自宅に一台持っていますが、5年以上フルに活用しています。疲れがたまった時や足がムズムズして眠れない時などにこれを使うと、ふくらはぎがすっきりして疲労が抜け、よく眠れるようになります。私にとっては最高の買い物でした。

 

② 着圧のタイツやストッキングをはく。

 ランナーなどがよくはく、はいただけでふくらはぎに圧がかかかるタイツやストッキングは、筋ポンプ作用をサポートしてくれるので、むくみを防止します。立ち仕事やデスクワークの方、長距離ドライバーの方などはぜひお試し下さい。

 

③ ふくらはぎの筋肉を鍛える。

 これは少しハードルが上がりますが、確実に効果があります。ジョギングやウォーキングといった有酸素運動で、ふくらはぎの筋肉を強化することができます。これにより筋ポンプ作用が上がり、むくみにくくなります。ただし、運動後はストレッチやマッサージなどでケアしないと、筋肉が硬くなってしまうので注意しましょう。

 

ふくらはぎは血液循環にとって非常に重要です。心臓の負担を軽減するためにも、ふくらはぎのケアに取り組んでみて下さい。

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