甘酒の健康効果
麹菌はカビの一種で、食材の発酵に使われるものとしては、世界的にも日本独特なものです。味噌・醤油・鰹節などは麹菌の発酵による食材なのです。米と麹菌の組み合わせでできる米麹に由来する甘酒には、様々な健康効果が認められています。
『飲む点滴』と言われたり、俳句で夏の季語だったりするのは、米麹由来の甘酒のことを言います。米のでんぷんが麹の力でブドウ糖やオリゴ糖、アミノ酸、ビタミンなどといった豊富な栄養素となり、これらを含んだ甘酒を飲むことで、速やかな栄養補給が可能となります。
また麹菌が作り出すオリゴ糖はビフィズス菌のエサとなり、整腸作用が期待されます。その他にも米麹には、免疫力アップや美容効果も認められています。
このよううに、米麹由来の甘酒には様々な健康効果が期待でき、夏バテ対策としてもオススメの食材なので、今年のコロナ禍の夏は、甘酒を飲んで乗り切りましょう。