100歳までお酒を楽しむために
『酒は百薬の長』と言われるように、適量の酒は胃腸を適度に刺激して、食欲を増進させたり、HDL(善玉)コレステロールを増加させ、動脈硬化を防いだりと、健康にいい影響を与えます。この適量は個人差が大きく一概には言えませんが、目安としてビール中ジョッキ1~2杯と考えて下さい。
これから忘年会シーズンを迎えるにあたって、酒に飲まれないためのポイントを以下に挙げてみます。
① 飲酒前に牛乳を飲む。
② 飲酒中、飲酒後に烏龍茶や水をしっかり取る。
③ 週に2日、休肝日を作る。
①牛乳の成分(タンパク質、脂質、ビタミン類など)は、肝臓の働きをサポートし、アルコールを分解しやすくします。
②水分をしっかり取って、血中アルコール濃度を下げ、脱水状態を改善します。特に飲酒後(帰宅後でもOK)、水をがぶ飲みしておくと、翌日の二日酔いを防止できます。
③がんばってくれた肝臓を休ませてあげて、英気を養ってもらいましょう。
20代、30代なら無理もききますが、40歳を超えるとそうもいかないことは、皆さんも感じておられるでしょう。100歳までお酒を嗜んでいられるように、今から自身の飲酒習慣を見直してみて下さい。