人生100年時代 最強の健康投資

健康管理士一般指導員による投資指南

胃がん検診

胃がん罹患率と死亡率は男性の方が女性よりも高く、年齢的には40歳以上から上昇カーブを描きます。ですから、40歳以上の男性は毎年胃がん検診を受けることを強くおすすめします。胃がんは自覚症状が全くないことも多く、症状が出てから病院に行くのでは、手遅れになる可能性が高まりますので、定期的に健診を受けることが大切です。

 

基本的に胃がん検診には、胃X線検査と胃内視鏡検査の2つがあります。X線検査は、バリウムと発泡剤を飲んでX線撮影し、食道・胃・十二指腸の全体を映し出して観察します。主に臓器の形の変化を見ますが、色の変化は判別できません。検査の感度は70~90%です。胃内視鏡検査は、胃カメラ検査のことです。病変の形や大きさ、色、出血の有無まで分かるため、精密検査として用いられます。

 

バリウム検査で異常があった場合には、精密検査である胃カメラ検査を再度受ける必要があるため、最初から胃カメラ検査を受けるのが理想ですが、胃カメラ検査は苦痛を伴うことが多く、敬遠されがちです。私も過去2回胃カメラ検査を受けましたが、非常に苦しくて、『二度とやりたくない』と思いました。そういう方は、現実的に毎年バリウム検査でも構わないとは思いますが、最近は苦しくない胃カメラ検査をウリにするクリニックが登場し、少し費用はかかりますが、検討の価値はありそうです。理想的には、毎年胃カメラ検査を受けるべきです。

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