ジョギング
有酸素運動の代表格、ジョギングを健康管理の一つとしてオススメします。ランニングではなく、ジョギングというのがミソです。ランニング、マラソンと言うと、『あんな苦しいことやりたくない』と反射的に考えてしまう方もおられるでしょう。中学校や部活で、ハアハアしながら走るものだと植えつけられてしまっているのですね。しかしジョギングは、ハアハア息を切らしながら走るものではありません。人と会話しながら走れるくらいのゆったりとしたスピードで走るのです。最初はウォーキングでも構いませんし、歩くのと変わらないくらいのスピードで大丈夫です。晴れた日の河川敷に、景色を楽しみながらゆっくりと走る。ピクニック気分で心も体も癒されるものです。
ジョギングの健康効果で、私が特に重要だと考える4点を以下に挙げます。
① 脂肪燃焼効果でダイエット
酸素を取り込みながらの運動なので、脂肪を効率的に燃やすことができます。ただし、体内のグリコーゲンが枯渇するまで、少なくとも20分以上は走り続けないと脂肪燃焼は始まりません。ポイントは、できるだけゆっくりと長い時間走ることです。
② 毛細血管の発達
血行促進で新陳代謝が活発になり、免疫力が強化されます。
③ 骨や筋肉の強化
着地時のインパクトで軟骨の生産が増えたり、骨密度が上がります。また、筋肉の強化により基礎代謝量が増加し、太りにくい体を作ることができます。
④ 脳の活性化
脳への血流がよくなり、ジョギング中に考えが整理されたり、いいアイディアが浮かんだりします。ストレス解消にも効果的です。
このように、ジョギングには様々な健康効果がありますが、ゆくゆくはマラソン大会出場を目標にすると、モチベーションが上がります。ランナーズハイは、ゆっくり長く走ることで味わうことができます。ランナーズハイを体験すると、マラソンンの魅力にとりつかれ、趣味として長く続けることができるでしょう。