人生100年時代 最強の健康投資

健康管理士一般指導員による投資指南

肩こり

肩こりとは、首や肩の周辺の筋肉が硬くなって起こる状態です。筋肉に負担がかかり緊張すると筋肉は疲れ、筋肉周辺の血管が圧迫され、血液循環が悪くなります。すると、代謝が悪くなり、老廃物や疲労物質がたまって肩がこるのです。肩こりの原因としては、姿勢の悪さやストレス、長時間の同じ姿勢、低血圧、運動不足などが考えられます。肩こりに関連する筋肉には、僧帽筋や肩甲挙筋、棘上筋、棘下筋、肩三角筋などがあります。

 

肩こりの予防・改善策としては、対症療法的にマッサージや鍼灸を定期的に受けていくか、自身の生活習慣の見直しが有効です。マッサージは施術者によって効果はマチマチですが、肩甲骨周りの筋肉をほぐすことでかなり楽になります。専門的になりますが、肩こりに効くツボとして、天宗・膏肓・魄戸・附分・肩外愉・肩中愉・肩井の7つがオススメです。生活習慣の改善はなかなか難しいですが、仕事の合間などに肩を動かしたり、肩甲骨を背中側で引き寄せたりして、筋肉の緊張を解いてあげることである程度の効果があります。

 

また、肩の筋肉をあまり使わないようにすれば肩はこらないかというと、そうではなく、筋肉は使わないでいるとやせ細ってしまい、日常的な動作をしていても過重労働になって肩がこりやすくなります。普段から適度に運動をして、全身の筋肉を鍛えておくと、負担に耐えられるようになり、筋肉の緊張を防ぐことができます。

 

たかが肩こり、と言うことなかれ。血行不良は免疫力低下につながり、病気の遠因となります。ひどくなる前に積極的に対処しましょう。

 

 

 

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