人生100年時代 最強の健康投資

健康管理士一般指導員による投資指南

ひざの痛み

私たちが歩いている時には、平らな場所でも体重の約1.5~2倍、階段を上り下りする場合には体重の約2~3倍もの負担がひざにかかっています。最近になって、私も階段を上る際にひざに痛みを覚えるようになりました。原因は、体重増の状態でランニングをしていることと、加齢による軟骨のすり減りではないかと考えています。私のような中高年者に最も多いのが、変形性膝関節症です。これは筋肉が老化し衰えて膝関節が不安定になったり、軟骨の新陳代謝が低下するために軟骨がすり減って、骨が変形していくものです。

 

ひざの痛みに対しては、ダイエットやサプリメント服用などの他に、下記のような運動が有効です。

① ひざの周囲の筋肉を強化する。

 ひざの周囲の筋肉を鍛えることによって、ひざにかかる負担を軽減することができます。また、変形性膝関節症の人は特に太ももの前にある大腿四頭筋の力が弱くなっていることが多いので、この筋肉を強化することが有効です。

 

② ひざの動きをよくする。

 筋肉や靭帯を伸ばし柔軟性を高めることによって、膝関節の動きをよくすることが有効になります。ひざのお皿の上に手のひらを当てて、ぐるぐるとらせん圧迫したり、お皿自体を縦横に手で動かすことも効果があります。自分の手が届く部位なので、ひざの周囲の筋肉を手根でほぐしてあげましょう。ひざの伸展・屈曲のストレッチも効果的です。

 

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